やちよ(・ω・)の頭の中。

備忘録的な感じでいろいろ思ったことをつづっています。

パピー

どうもやっちーです。


うちには一匹のワンコがいます。


名前はパピー。

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体重は2㎏あるかないかで、小型犬のなかでもかなり小柄な方のパピーさん。



そのパピーさんが、7月6日午前2時30分、お空に還りました。


16才でした。



小さな体で、16年も生きてくれた。



16年間、私たち家族に、癒しと笑顔を与えてくれた。



ただただ、ありがとうの気持ちでいっぱいです。





パピーが初めてうちに来た日のこと、よく覚えてる。


絶対に犬なんか飼わないといっていた父がペットショップで一目惚れし、うちにきてくれることになったパピーさん。


家までの道中、段ボールの穴から鼻だけ出してたのがかわいかった。


名付け親は小三の私。


パピヨンだから、パピー。とても単純。


でも、響きがかわいくて、好きだった。


パピーが子犬という意味と知ったのは、ずっとあとの話。


はじめはおっかなびっくりだったパピーさんも、いつしかうちに慣れていって、


夜、和室に置いたケージの中に入れておくとクンクン鳴いてて、


いつのまにか寝床は二階の母の部屋か、たまに私の部屋になり、


窓際で日向ぼっこするのが好きで、


雷が鳴ると怖くて必ず私のところに来てた。


部屋のあっちこっちにおしっこして私たちを困らせたり、


ソファに座ってると撫でろと催促するかと思えば、


だっこしようとすると怒る。


子供の頃は近所の大きな公園に散歩しによくいったけど、


大人になるにつれて私が散歩につれていくことはめっきりなくなった。


はじめは目の周りが黒かったのに、
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いつしか白くなり、
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年を取り歯もボロボロになってご飯は介助が必要になっていった。



食事も、段々量が少なくなっていった。



体はガリガリに痩せていった。





数ヵ月前、夜中に不吉な物音が聞こえた。



それは、階段からなにかが落ちていく音だった。



何事かと慌てて起きると、下には鼻血を出したパピーさんがいた。



血が出てる以外は、どこか痛めた様子もなく、すぐに歩いていたし、命に別状はなさそうだったが、それを機に家の階段も上らせないようにした。



最近はすっかり元気がなくて、



昨日の夜ぐらいから、歩き方がまるで生まれたての小鹿のようだった。



なんとなく、先は長くないような気はしてた。



だから家に帰ると、ひたすらパピーさんにレイキをかけていた。



たぶん、パピーさんも残り少ないことをわかっていたんだろう。



いつもは母の部屋で寝るパピーさん。



昨日は珍しく、一緒に寝た。
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そして今日、パピーさんがいつになく弱っている様子から、何となく今夜が山なのではないかと思い、私はずっとパピーさんのそばから離れられなかった。



母の部屋で、二人と一匹。



私がうとうとしている間も、パピーさんはずっと目を開けていて、私を見ていた。



きっと、目を閉じたらもう二度と開かなくなることをわかってたのかもしれない。



すると突然、「ううっ」と二回ほどしゃべった。



そしてむくりと起き上がり、ベッドをうろうろと歩き始めた。



ふらふらと倒れこむように横になり、少し落ち着いて少しして、そしてやがて、安心したようにパピーさんは眠りについた。




パピーさんは、安らかに眠っていた。




いつも留守番が多かったから、きっと今日まで頑張ってくれていたのだろう。


私が大阪に行く前で本当によかった。


パピーさんの最期を看取れなかったら、私きっとずっと後悔してたろうから。







パピー、




生まれてきてくれてありがとう。




うちに来てくれてありがとう。




今日まで生きてくれてありがとう。




ずっとずっと、愛してるよ。




またどこかで会おうね。




その時まで・・・



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💖愛と幸せおすそわけ💖
やっちー(・ω・)