神が集う島。その1
どうもやっちーです。(・ω・)
5月3日23時。
大人数の大学生グループやファミリー、インド人観光団体に紛れ、大型船へ乗船。
都会の喧騒を離れ、大型船に揺られ揺られて約半日。
目が覚めるとそこには、キラキラと眩しいくらいに輝く青い海と、びっしりと木々が生い茂った山。そして真っ白な断崖。
かつて神々が伊豆諸島を創ったときに集まったとされる島。
神が集う島。神津島。
船に乗り込んでからスマホのネットは切断、スマホを見るのは、時間を確認するときと、写真を撮るときだけ。
1日目。
とりあえず原付を借り、意気揚々と赤崎遊歩道へ。
「買ったばかりのフィンとシュノーケルを試すぞ‼」
と意気込んでいったが・・・。
風、めっちゃヤバイ。(笑)
海、大荒れ。(笑)
白波、立つ立つ。
普段は穏やからしい入り江に波がザブザブ入り込み、とても泳げそうにない。
(´・ω・`)ショボーン
シュノーケリングは断念。
二人ぐらい浅瀬で潜ってる人がいたけど、たぶんあれは地元のダイバーさん。
そのままバイクで島をぐるぐる。
海沿いをひたすら当てもなく走り回り、途中温泉で一休み。
休憩所でうたた寝してたら、隣から大きなイビキ。
畳は日本人が開発した最高のお昼寝兵器だと思う。
島を散策していて気づいたのが、島に生えている木々は変わった育ち方をしている。
力強くぐねぐねと伸びた独創的な幹が、四方八方にさらに枝を伸ばしていた。
おんなじような木を、確か鞍馬山辺りで見たことあるような気が・・・。
それだけこの島の【氣】が高い証拠なんだろうな。
夕方、おなかがすいたので宿に戻り、ご飯を求めて村落をぶらぶら。
宿の近くにおしゃれな居酒屋発見。
ひとつだけ空いていたカウンターに座ると、正面のバーテンダーさんは高校生の男の子。
他にも若い女の子が二人ほどアルバイトをしていた。島の子かな?
美味しいご飯とお酒をいただき、隣に座っていた旅の人とも仲良くなり、素敵な出会いがあった1日目。
「10時半ぐらいに月が出るから、星を見たいならその前に見に行った方がいいよ。」
と地元の人に教えてもらったので、食後の運動がてら、星の見える丘へ。
ポツンポツンとたっている街灯が、辛うじて真っ暗な夜道を照らす。
人気も少なく、なにか出そうな道を内心ドキドキしながら一人歩く。
坂を上りきると、そこには広く開けた場所。
空を見上げると、そこには満点の星空。
見とれる美しさ。
人生ではじめて、満点の星空というものを見た。
地面に寝転ぶと、まるで星に包まれているような感覚になれた。
しばし星を堪能し、ちょっと寒くなってきたので宿に戻る。
翌日、風と波が少しでも落ち着き、無事海に潜れることを祈りながら、寝床についた1日目。
その2へ続く。
💖愛と幸せおすそわけ💖
やっちー(・ω・)