やちよ(・ω・)の頭の中。

備忘録的な感じでいろいろ思ったことをつづっています。

母の才能から学ぶこと

どうもやっちーです。(・ω・)

 

 

私の母は、すごい才能を持っている。

 

 

それは「今置かれている環境を楽しめる」という才能。

 

 

 

その最たるものが、わが両親の夫婦生活。

 

 

 

私の父は、筋金入りの仕事人間で、絵にかいたような亭主関白。

 

 

やってもらって当たり前、些細なことですぐ大きな声で怒鳴る父。

せっかちで人混みと野菜が嫌い、お金の使い方も豪快な父に、

それでもここまで連れ添った母。

私が子供のころは、しょっちゅう喧嘩もしていた。

 

 

幼心に、「どうしてお母さんはお父さんと離婚しないんだろう?」

と思っていた。

 

 

 

両親の結婚20周年記念日の日、記念日とかそういうのに執着のない母に、

こんな質問をしてみた。

 

 

 

「お母さん、よく20年も一緒に入れたよね。

お父さんと離婚したいとか思ったことないの?」

 

 

 

その質問に母はこう答えた。

 

 

 

「でもね、なんだかんだここまで楽しかったよ。」

 

 

 

 

お見合いで出会った父と結婚する前、とある事件があって

「この人とは結婚できない!」と思ったにもかかわらず、

断るタイミングを逃し、あれよあれよと結婚。

その後母の母(私の祖母)に「離婚したい」と相談するも、

「まずは三年一緒にいてごらん」と言われ、

三年が五年になり、十年になり、今に至る。

そんな母。

 

 

子供のころから引っ込み思案でおとなしい性格だった母。

豪快で亭主関白な性格の父と結婚したことで、新しい体験をたくさんしてきた。

自分では怖くて買えなかったようなものを、

父の後押しのおかげで買えたものもたくさんあった。

母一人では叶えられなかった夢を、

父と一緒にいたことで叶えられた夢もあった。

 

 

嫌だったことも、悔しかったことも、喧嘩したことも、

全部全部ひっくるめて、「楽しかった」という言い放ってしまう母。

その時私は、「この人には一生敵わない」と思った。

 

 

 

 

母は夫婦関係に限らず、

私の高校の部活役員も、

恩師の先生から託された仕事も、

そして一番苦労したであろう、一癖も二癖もある二人の子育ても、

たぶん全部なんだかんだ楽しんできたと思う。

 

 

 

この「今置かれている環境を楽しめる」という才能は、

現代社会を生き抜くうえでとっても役に立つ才能だと思うし、

この才能を持っているだけで、人生がうんと楽しくなると思う。

 

 

 

この前、フラッと入ったレストランで、隣に座っていた社会人一年目の女の子たちが、

仕事の愚痴を垂れ流してた。

 

 

聞こえてくる会話を聞きながら、「こんな人、世の中にごまんといるんだろうな。」と

複雑な気持ちになった。

 

 

もし、「今置かれている環境を楽しめる」という才能を持っていたら、

しんどい仕事の中に楽しみを見出すことができるかもしれない。

 

レストランで出てくる会話の内容も、愚痴から希望に代わるかもしれない。

 

 

 

母を見ていて思う。

 

 

自分の人生を楽しくするのもつまらなくするのも、

結局自分次第なんだと。

 

 

 

 

 今日を楽しくするのも、つまらなくするのも、全部自分次第。




私はどっちの人生にしようか?


💖愛と光をあなたにオトドケ💖

やっちー(・ω・)